【あまるめ駅前マルシェ】に、実際に参加したハンドメイド作家さんの声をレポートします。
chonchan(50代前半男性)さんのあまるめ駅前マルシェ体験談をご紹介します。
去年の春から障がいを持った方の工賃を確保したいという気持ちから、コースターやキーホルダー、流木細工の作成などを始めたのがきっかけで販売の場がないか様々な方にお聞きして駅前マルシェに出店するようになりました。もともとは古物商としてリサイクル品や骨董品をに2年ほど前に出品したことがあるのですが、当時はケータリングカーや手作りパンのお店、うどんそば店などが出店していてハンドメイド品の出店はほとんど無かったようでした。
しかし最近は近隣の酒田市にある手芸サークルなどの方が定期的に出店しているとのことで私も行くようになりました。昔の米倉庫を改装した建物で、レストランや直売店が入っているところで、中央付近に多目的ホールがあり、そこで開催されるので天候に左右されないのが魅力です。
【あまるめ駅前マルシェ 新産業創造館クラッセ】で販売したものや開催したワークショップはなんですか?
販売商品は木製の枠にガラスタイルを埋め込んで作ったコースター、アウトドア用の細いロープを編み込んだキーホルダー、あく抜きした流木を使ったスパイスラックやペーパーホルダーなどの日用品です。コースターは季節によってガラスタイルを暖色系、寒色系を使い分けていて、女子中高生から可愛いと評判です。
実際にハンドメイドイベント【あまるめ駅前マルシェ 新産業創造館クラッセ】に出店してみてどうでしたか?
大きな建物の中で開催されるので、天候には左右されません。駅前という事、駐車場も近隣を含め50台ほど確保されているので結構にぎわいます。出店料が700円掛かるのですが、その分、開催3日目くらいに新聞折り込みで広告を出してもらえるので人出はそれなりにあります。また、レストランでのイベントや直売所にくるお客さんも覗いてくれます。出店者が10件程度あるので相乗効果もあり売り上げは当初想像したよりも上がります。
ハンドメイドイベントやワークショップに対する【あなたの想い・思い出】を自由にお聞かせください。
私は一般就労が難しく、支援を受けながら訓練を受けている人たちと作業をしています。精神、知的、身体など様々な障がいを抱えている人たちにも根気よく付き合っていけばそれなりの仕事をしてくれます。このような人たちと作った商品が売れたときの喜びはひとしおです。
他のイベントにも時々出店していますが、障がいを持った人たちが作ったことで若干の憐れみをもって買ってくれるお客さんもいます。それはそれでありがたいのですが、出来栄えを気に入って買ってもらえるような努力をしていきたいです。
これからハンドメイドイベントに参加する方へアドバイスをどうぞ
定期的に開催されているイベントであれば、出店する前に何回か足を運び視察することをお勧めします。商品が他の人と被ってしまうと品質、見栄えで差がついてしまいどちらかが全く売れないといった状況になります。また常連で出店している人たちとの関係も悪くなってしまいます。
【あまるめ駅前マルシェ】(基本情報)
URL あまるめ駅前マルシェ
開催場所:新産業創造館クラッセ 山形県東田川郡庄内町余目沢田108−1
毎月第4日曜日に駅前マルシェが開催されます。本業の都合で毎回出店は出来ないのですが、新産業創造館クラッセは見て、食べて買って楽しい施設なので是非おいでください。
地図